「橋渡し」以降の話。
ずっと、提案していたものの、動き出さずにいたことが一気に動き出した。
4月5日、潤さんに最後に会った日、
その夜に、代官山 山羊に聞く?で
とうほぐまづりオールスターズで録音しよう、という話が決まりました。
白崎映美さんにずっとアルバム作りましょうよ、と言い続けていたのだけれど、
ようやく、それが動き出したのでした。
そして、もう1件、
鈴木亜紀さんのプラベートレーベル第1弾アルバム「いちばん暑い日」の再発。
これも、なんとなく折を見て言っていたことだったけれど、
ご尊父をなくされて、ひとつ気持ちの転換期だったのかもしれないけれど、
うん、やろう、と言ってくれました。
亜紀さん「いちばん暑い日」は、
オリジナルデザイナー、そして今回もデザインをお願いした沢田節子さんとも打ち合わせをして、
ボーナストラックを入れ替えよう、と決まりました。
それから、亜紀さんの過去ライブテイク聞きまくりの日々。
とはいっても、亜紀さんと私で音源あさりをした以降も
ずっと亜紀さんはひたすらに膨大な音源を聞きまくっていたようで
いろんな意味で非常にきっついストイックな日々を送らせてしまうことになってしまいました。
入稿ひかえた〆の日々は朝も昼も夜もなく・・・。
マスタリングのGOK近藤さんにもかなり、ムリをお願いしました。
でもカメラの話で盛り上がったりして、、、
なんだか不思議な日々でした。
大満足。
そして、そのまま
"とうほぐまづりオールスターズ"のレコーディングでした。
レコーディング中も、亜紀さんのジャケ入稿へのデータチェックがあったりしつつ・・・。
"とうほぐまづり"のレコーディングは1部メンバーは2日に渡っての
合宿レコーディングってな感じでした。
映像がすべてを物語っていると思うので
とにかく映像を見ていただければと思います。
https://www.youtube.com/user/galaboxdisxそして、"とうほぐまづり"レコ発ライブ@タウンホール。
実はこの日、映美さんは体調絶不調でした。
前日電話をくれたときも、話してて次第に息も切れぎれ、声も弱弱しくなり
いいから、とにかく休んでください、という状態でした。
当日も、会場入りしてから、ずっとロビーのソファーに横たわってる状態。
リハも、半分は座ってる状態、そんな感じでした。
でも本番始まったら、もうお見事!!!としか言いようのない、
すばらしいパフォーマンス。
体調うんぬんなんて微塵もかんじさせないステージングで
なんだか、涙が出てきました。
そうして、"とうほぐまづり"のアルバムも盛大なるライブと共に
無事発売となり、ほっとしました。
映美さんが、なにかいうと、どどーーっと人も事も動く、
という様を間近に感じ、なんともすごいなあ、と。
「作りましょうよ」と言い続けていた事が、
いざ動き出すと、己の身の丈はるかに超えた大プロジェクトでして。
本当に貴重な体験の日々でした。
無事、アルバムが完成し、レコ発もでき
2014年という年を終えられそうでとても嬉しいです。
個人的にはもちろん反省点も多々あれど、
まだこれで終わりなわけではなし、暖かく支えてくれた
全ての皆様の気持ちを無駄にせぬよう、
これからも精進していきたいものです。
お名前あげきれない、本当に多くの方々に支えていただきました。
どうもどうもありがとうございました!!