白崎映美&とうほぐまづりオールスターズのアルバムを作ることになって
とにかく、映像作家:吉野達哉さんに映像を撮ってほしい、PV作ってほしい、って思いました。
吉野達哉さんは、サブカル系Videoを沢山制作していたり
音楽でいうとSuper Junky Monkey の映像全般
最近だと、柴草玲さんの「さげまんのタンゴ」の映像、ライブでの映像の制作
等々手掛けている方で、私自身吉野さんのファンなのです。
吉野さん作品の人間臭さ、ユーモアのセンス、遊び心が、
絶対このバンドをうまく映像にしてくれるに違いない、と思ったのでした。
とうほぐまづりオールスターズをまずどんなバンドか見てもらおうと、
来てもらった5月19日の円形劇場でのライブ。
「一応、カメラもってくわ」と来てくれ、リハ&本番をテスト撮影。
後日、編集してみたよ、と送ってくれた作品がコレ。
1カメ、しかも本番は定点での撮影だったわけですが、
なんだ、この臨場感!ド迫力!
すっばらし~!!と思って、
文字情報をのっけてもらって早速第1弾PVとして、公開させていただいたのでした。
そして、7月のレコーディング。
神奈川県藤野の芸術の家、レクレーションホールでの
基本一発どりレコーディング。
円形でのライブを観た吉野さんは
「これは、ちゃんと撮りたいねえ。」ってことで、
5名のカメラマンを動員しての撮影。
レールをひいたり、空撮したり、
低予算のなか、やれる限りの手を尽くして撮影してくれたのでした。
とはいえ、これは、あくまでもレコーディング。
撮影のためのものではないので、映像用演出は一切なし。
でも、ここまで面白いPVに仕上がったのは、
録音手法のおもしろさ、
そしてジャケ撮影はあったものの、
本人たちが衣装着たままレコーディングに挑んだこと、
そして、場をよんだ撮影チームの臨機応変柔軟絶妙な撮影ポイント、撮影方法をとったこと、
全てが、いい形に運んだのだな、と思います。
ということで、レコーディングドキュメント的
9月17日のCD発売&レコ発ライブに向けてのPVがコレ。
このデータは、ちょうど夏の東北ツアーで蔵王にいるときに届き
ホテルでメンバーに観てもらい大ウケ、大絶賛だったのでした。
とにかく、ジャケ撮影&レコーディングの濃密かつ激動の1日を
ずっと追い続け撮影してくれていたわけなので、膨大な映像データがあるわけで、
タウンホールでのレコ発では冒頭に少し映像を流そう、ということになりました。
そして、その叩き台として作ってくれたのが、コレ。
先日、代官山晴れ豆での忘年会ライブでも、タウンホールのライブ映像と共に上映されたものです。
実際にタウンホールで流したものはアップしてないのですが、
ライブ前のオープニング映像なので、
もっと"曲"な部分を削ってシンプルにしてもらいました。
そんなわけで、吉野さんに頼んでよかったな、と。
やはり吉野さん以外ありえなかったな、と。
メンバーもみんな気に入っていただけたようで
本当によかったです。
さらなるバンドの発展に、映像も一役かって、
いい感じでからんでいく展開になっていけばな、と思います。